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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科53巻8号

1999年07月発行

症例

出生前に発症したと思われる精索捻転症

著者: 新保斉1 中西利方1 鈴木和雄2 藤田公生2

所属機関: 1共立湖西総合病院泌尿器科 2浜松医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.615 - P.617

文献概要

 出生前精索捻転症と診断した1例を経験したので報告する。分娩1週前の母体超音波断層像にて胎児の左陰嚢の腫大を認め,出生前精索捻転症を疑われた。しかし長時間経過していると考えられたため,厳重な経過観察のみとした。2か月後,左陰嚢を切開し,完全に壊死し萎縮した精巣・精巣上体を認め,精巣摘除術を施行した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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