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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科54巻1号

2000年01月発行

症例

虫垂利用禁制膀胱瘻を作成した再発性のフルニエ壊疽の1例

著者: 井上幸治1 恵謙1 西村一男1 堀口裕治2

所属機関: 1大阪赤十字病院泌尿器科 2大阪赤十字病院皮膚科

ページ範囲:P.41 - P.43

文献概要

 28歳,男性。突然の陰茎の腫脹を主訴に来院した。自己導尿が誘因となったフルニエ壊疽と診断し,デブリードマン,切開排膿を行った。自己導尿の再開によりフルニエ壊疽の再発を来すため,ミトロファノフの原則による禁制膀胱瘻を作成した。術後は,尿失禁はなく導尿も容易で,フルニエ壊疽の再発も認めていない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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