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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科54巻1号

2000年01月発行

文献概要

症例

トルエン中毒が原因と思われる神経因性膀胱の2例

著者: 鈴木一実1 橋本紳一1 森田辰男1 小林裕1 徳江章彦1

所属機関: 1自治医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.49 - P.52

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 [症例1]は19歳,男性,トルエンを扱う塗装業。尿閉を主訴に来院した。膀胱内圧測定にて腹圧性排尿パターンと思われる所見を認め,内服治療を行い一時的に自覚症状は改善した。[症例2]は18歳,女性,シンナー歴は6年。排尿困難を主訴に家族に付き添われ来院した。他に小脳失調症状が認められた。膀胱内圧測定にて低活動性膀胱の所見を認め,内服治療を行ったが無効であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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