icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科54巻1号

2000年01月発行

症例

放射線併用動注化学療法後,膀胱全摘除術を施行した膀胱扁平上皮癌

著者: 杉浦啓介1 宮内勇貴1 宇田晶子1 清家泰1 越知憲治1 吉岡進2

所属機関: 1松山市民病院泌尿器科 2吉岡クリニック

ページ範囲:P.63 - P.65

文献概要

 症例は52歳,男性。主訴は肉眼的血尿であった。IVPにて膀胱右側壁に陰影欠損を認め,CTおよびMRIにて腫瘍の壁外浸潤を認めた。経尿道的膀胱生検にて膀胱扁平上皮癌と診断した(T3b,N0,M0)。放射線併用動注(シスプラチン+ドキソルビシン塩酸塩)療法を施行したのち,膀胱全摘除術および代用膀胱造設術を行ったところ,病理学的にCRであった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら