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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科54巻1号

2000年01月発行

小さな工夫

当院で行っている膀胱電子スコープ検査法

著者: 安士正裕1 小野剛2

所属機関: 1町立大森病院泌尿器科 2町立大森病院内科

ページ範囲:P.84 - P.85

文献概要

 近年,国内において軟性膀胱鏡が普及し,その優位性については既に周知のことと思われる。筆者らは,当施設において1997年9月から軟性型膀胱鏡検査を導入し,検査方法として当施設なりの様式を確立し,現在では外来標準検査となっている。本稿では,筆者らが行っている工夫と軟性鏡を使用する優位性について述べる。
 当施設の膀胱鏡検査器材は,ビデオスコープ(オリンパス社製CYF type200),ビデオシステム(システムセンター:CV−240),光源装置(CLV-U40D),カラービデオプリンターを備えている。検査数は月間約20件と頻度は高くないが,これまでの総検査数は400件以上になり,尿管ステント留置1)やマイクロ波止血術などを代表とした治療手技を約40件行っている。検査法の概要は以下のごとくである(図)。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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