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ディベート 超音波ガイド下前立腺生検術
文献概要
前立腺癌の確定診断法として超音波ガイド下に体系的6箇所生検法を施行することが多い。しかし,臨床的には非常に疑われるにもかかわらず,癌を検出し得ない症例に遭遇することがままある。この一因としてサンプリングエラーの可能性が上げられ,より効率よく確実に癌を検出するために様々な生検方法の検討がなされてきた。生検の大目的は,癌の診断による何らかの恩恵が期待できる者での効率よい早期発見である。PSAがグレイゾーンかつ直腸診で異常所見がないといった症例,6箇所生検を施行したが陰性であり,どうしても癌を否定したいなどの症例の場合,種々の条件を勘案したのちに通常の6箇所生検に加えた追加生検の適応を考慮すべきである。
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