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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科54巻13号

2000年12月発行

綜説

腎細胞癌の免疫療法

著者: 古賀成彦1 金武洋1

所属機関: 1長崎大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.993 - P.999

文献概要

 腎細胞癌の免疫療法は現在,インターフェロン-αやインターロイキン-2の全身的な投与が主流であるが,奏効率を上げるためにさまざまな併用療法が試みられている。免疫療法は生存期間の延長をきたすことが証明されてきたが,その延長期間は短く,依然進行腎細胞癌の予後は非常に悪い。樹状細胞を用いた免疫療法や抗体療法など新たな研究も始まっている。免疫学の進歩とともに,より効果的な治療法が開発されることを期待したい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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