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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科54巻13号

2000年12月発行

手術手技 基本手技・24

精巣腫瘍の後腹膜リンパ節郭清術

著者: 平川真治1 應儀成二2

所属機関: 1鳥取大学医学部泌尿器科 2鳥取大学医学部第2外科

ページ範囲:P.1001 - P.1009

文献概要

 精巣腫瘍に対し化学療法が著効を示す現在でも,後腹膜リンパ節郭清術(RPLND)はその治療上重要な位置を占めている。従来より行われてきた広範囲に両側の後腹膜リンパ節を郭清するradical RPLNDでは術後に射精障害が発生するので,この合併症の防止のため射精機能温存術式(modified RPLNDと神経温存RPLND)が考案された。本稿では,この射精機能温存術式を中心に,RPLNDの要点ならびに注意点について述べた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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