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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科54巻13号

2000年12月発行

ディベート 超音波ガイド下腎腫瘍生検術

腎腫瘍生検は果たして必要か—必要とする立場から

著者: 大江宏1

所属機関: 1京都第二赤十字病院泌尿器科

ページ範囲:P.1039 - P.1043

文献概要

 腎腫瘍を治療する泌尿器科の観点からみると,腎腫瘍生検により得られる情報がなければ正しい治療が施せない症例にしばしば遭遇する。しかし,腎腫瘍生検はどこまで必要かという問題については,画像診断に携わる側と画像診断を治療に生かす側とでは,画像診断の限界についての考えにも多少の相違があり,異なるものと思われる。そこで筆者は,腎腫瘍生検を必要とする立場から,臨床的にどのような場合に腫瘍生検が必要かについて述べた。また,腎腫瘍生検について議論されてきた歴史的過程についても触れ,腎腫瘍生検を肯定する立場から言及した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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