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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科54巻13号

2000年12月発行

文献概要

小さな工夫

TUR切除鏡によるCAPDカテーテル留置術

著者: 田上隆一1 篠藤研司1 滝川浩1

所属機関: 1公立学校共済組合四国中央病院泌尿器科

ページ範囲:P.1061 - P.1061

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 CAPDカテーテル留置術は通常,スタイレットを通したカテーテルを盲目的にダグラス窩へ挿入し,X線透視下にカテ先の位置確認を行う比較的容易な手術であるが,腹腔内手術の既往を有する患者などに対する盲目的なカテーテル挿入は,腹腔内臓器の損傷を生ずる可能性を否定できない。またカテ先が適切な位置に挿入されていない場合,カテーテルの位置異常を容易に来たし,透析液の注排液不良を来たす原因となる。
 われわれは,transurethral resection(以下,TUR)用切除鏡をCAPDカテーテル留置術に使用した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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