icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科54巻2号

2000年02月発行

文献概要

症例

後腹膜腔鏡下腎摘除術を施行した無機能巨大水腎症

著者: 永田仁夫1 海野智之1 高山達也1 麦谷荘一1 鈴木和雄2 藤田公生2

所属機関: 1聖隷三方原病院泌尿器科 2浜松医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.153 - P.155

文献購入ページに移動
 67歳,男性。レノグラムにて左腎機能の廃絶を認めた。無機能となった左巨大水腎症と診断し,後腹膜腔鏡下腎摘除術を施行した。途中,腎孟内容液を穿刺吸引したが吸引しきれず,腎摘出時に約7cmの皮切を加えた。手術時間415分,出血量100ml。摘出標本は19×11×7cm,370g,腎孟内容液は褐色泥状,2lであった。術後1日目に食事・歩行を開始し,8日目に退院した。術後9日目より復職し,降圧薬も減量した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら