文献詳細
症例
文献概要
患者は60歳,女性。近医での腹部超音波検査にて右腎腫瘤を指摘され,当科へ紹介となった。超音波,CT検査で右腎門部に多房性?胞状腫瘤を認め,造影CTにて隔壁が造影されたため腎細胞癌を疑い,根治的腎摘除術を施行した。病理組織学的所見は多房性嚢胞状腎細胞癌であった。術後2年が経過したが,現在,再発,転移は認められていない。
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