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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科54巻3号

2000年03月発行

文献概要

症例

多臓器転移しながら26年生存中の腎細胞癌

著者: 井上均1 植村元秀1 西村健作1 水谷修太郎1 三好進1

所属機関: 1大阪労災病院泌尿器科

ページ範囲:P.247 - P.249

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 73歳,男性。47歳時に腎細胞癌の診断で右腎摘除術を施行した。13年間再発をみなかったが,その後13年間に頸部皮下,顎下腺および甲状腺,肺,胸膜,上行結腸,回腸,殿部筋層内,頸部リンパ節,膵,右肩部筋層内に続々と転移を来し,8回にわたって転移巣に対する手術を繰り返した。腎摘後26年を経過した現在も,担癌生存中である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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