文献詳細
交見室
泌尿器科小病院の将来への取り組み/魅力ある英語での学会発表は魅力ある日本語での発表から
著者: 北島清彰1
所属機関: 1北島病院泌尿器科
ページ範囲:P.264 - P.265
文献概要
さて,昨年10月に開催されました第64回日本泌尿器科学会東部総会(岡田清己会長,東京)のセミナーで,DRG/PPS(diagnosis related grouping:診断別疾患分類/prospective payment system:定額支払い方式)やクリニカルパスが討論されました。これらの導入が模索され,日本の医療が急速に大きく変わろうとしています。一方,EBM(evidence-based medicine,根拠に基づく医療)の実践が大きく言われています。このEBMのプロセスは,①日常臨床での疑問点→②情報の収集→③得られた情報の批判的吟味→④患者への応用の妥当性の評価(中村清吾,MEDICALQOL52:18—19,1999)と表現されています。
掲載誌情報