icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科54巻4号

2000年03月発行

増刊号特集 泌尿器科外来診療—私はこうしている

企画・編集にあたって

著者: 村井勝

ページ範囲:P.6 - P.7

文献概要

 「泌尿器科学」は「外科学」の一部であり,そのsubspecialityであることは論を俟たない。したがって,その臨床は手術が中心となる。泌尿器科患者のほとんどは,まず外来を受診することから始まる。特に泌尿器科で扱う疾患の中には境界領域の疾患も多いことと,患者自身の医学的知識不足のために,内科をはじめとする他科を受診したのちに泌尿器科を受診することも少なくない。したがって,泌尿器科診療の基本は外来での診療にあるといえる。さらに最近は,アメリカで広く行われている「日帰り手術」に代表されるように,なるべく入院させずに外来で治療するということも目指されている。このような観点から,今後ますます外来診療が重要になってくるものと思われる。
 本増刊号では,わが国における泌尿器科臨床の第一線で活躍されている先生方に,日頃,外来診療をどのように行っておられるかを詳細に記述していただいた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら