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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科54巻4号

2000年03月発行

増刊号特集 泌尿器科外来診療—私はこうしている

Ⅰ.主訴からみた診断指針

排尿障害

著者: 西沢理1 井川靖彦1 石塚修1 関聡1 佐藤智哉1

所属機関: 1信州大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.19 - P.22

文献概要

1 はじめに
 排尿障害に対する診断は,下部尿路機能を蓄尿時と排出時とに区分して膀胱と尿道の機能を評価することである。具体的には国際尿禁制学会の提案した下部尿路機能分類1)(図1)を利用する。診断を進めるに当たり,患者に対して細かい気配りをしながら,蓄尿障害と排出障害のいずれが主要なのかを明らかにし,さらに,膀胱と尿道のいずれの病変が重要であるのかを決定することが必要となる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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