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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科54巻4号

2000年03月発行

増刊号特集 泌尿器科外来診療—私はこうしている

Ⅱ.外来検査法のポイント

尿路結石症における代謝系検査

著者: 戸澤啓一1 郡健二郎1

所属機関: 1名古屋市立大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.49 - P.51

文献概要

1 はじめに
 尿路結石症の60〜80%は基礎疾患の明らかでない特発性結石症と呼ばれるもので,1〜2%は遺伝性疾患,残り20〜40%がその他の基礎疾患に関連して結石を発生してくる。結石症の診断に際しては,こうした基礎疾患の発見に努める。特に,種々の内分泌異常疾患,代謝異常疾患に伴って尿路結石が発生することは古くから注目されており,多くの研究がされてきた(図)。
 本稿では,代謝異常疾患に伴った尿路結石症診断を検査を中心に概説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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