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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科54巻4号

2000年03月発行

文献概要

増刊号特集 泌尿器科外来診療—私はこうしている Ⅱ.外来検査法のポイント

尿道膀胱鏡検査

著者: 坪井成美1 秋元成太1

所属機関: 1日本医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.57 - P.62

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1 はじめに
 膀胱鏡検査は泌尿器科医のみが行う内視鏡検査であり,現在,外科系各科で行われるようになってきた内視鏡検査,手術の基礎となったものである。膀胱尿道鏡検査は,経尿道的切除術を始めとする内視鏡手術における内視鏡の扱い方の基礎となるものである。男性尿道の挿入時には,尿路の立体的解剖学的理解が必要であり,理解度によって被検者に与える疼痛に差が生じる。この局所解剖の理解が尿路全体の立体的解剖学を頭の中で組み立てる第一歩である。何を目的として検査を行うかによって,使用する内視鏡の種類,太さ,機能性,レンズ角なども異なってくる。事前に準備する物品も自ずから違い,検査中にあれがない,これがないという事態を避けるように心掛けなければならない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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