文献詳細
増刊号特集 泌尿器科外来診療—私はこうしている
Ⅱ.外来検査法のポイント
文献概要
1 はじめに
排尿障害のある症例の診察では,問診,身体検査,尿検査や超音波検査から下部尿路疾患を診断し,膀胱や尿道の機能を推定して治療を開始する。しかし,訴えが不明瞭で下部尿路機能が推定できない場合や初回治療に反応しない場合,現在の下部尿路機能の程度を記録しておきたい場合にはウロダイナミック検査で蓄尿期と排出期のそれぞれの膀胱と尿道機能を評価する。
ウロダイナミック検査には,尿流測定,残尿測定,膀胱内圧測定,外尿道括約筋筋電図,圧流量検査,尿道内圧測定などがあるが,必要に応じてこれらの検査を組み合わせて行う。
排尿障害のある症例の診察では,問診,身体検査,尿検査や超音波検査から下部尿路疾患を診断し,膀胱や尿道の機能を推定して治療を開始する。しかし,訴えが不明瞭で下部尿路機能が推定できない場合や初回治療に反応しない場合,現在の下部尿路機能の程度を記録しておきたい場合にはウロダイナミック検査で蓄尿期と排出期のそれぞれの膀胱と尿道機能を評価する。
ウロダイナミック検査には,尿流測定,残尿測定,膀胱内圧測定,外尿道括約筋筋電図,圧流量検査,尿道内圧測定などがあるが,必要に応じてこれらの検査を組み合わせて行う。
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