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増刊号特集 泌尿器科外来診療—私はこうしている Ⅱ.外来検査法のポイント
泌尿器科領域のMRI診断
著者: 谷本伸弘1 村井勝2
所属機関: 1慶應義塾大学医学部放射線診断科 2慶應義塾大学医学部泌尿器科
ページ範囲:P.99 - P.109
文献購入ページに移動MRIが泌尿器科領域の画像診断に応用されるようになってから10年余りが経過した。しかし,多くの泌尿器科医にとってはMRIは「むずかしい」と敬遠されがちで,見慣れてわかりやすいCTを依頼することが多いと思われる。しかし,MRIの特長であるX線CTよりも高い画像コントラストと,画豫を構成するパラメータの豊富さ,さらに断層面選択の任意性をうまく利用すれば,非常にユニークで重要な情報を得ることができる。ここでは,当院での高磁場MRI装置の使用経験を基に,泌尿器科領域の疾患に対するMRI検査の有用性について概説する。
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