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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科54巻4号

2000年03月発行

文献概要

増刊号特集 泌尿器科外来診療—私はこうしている Ⅳ.外来小手術のテクニックとコツ

前立腺肥大症に対する経尿道的高温度療法

著者: 小倉啓司1 寺田直樹1 荒井陽一1

所属機関: 1倉敷中央病院泌尿器科

ページ範囲:P.159 - P.162

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1 はじめに
 前立腺肥大症に対する低侵襲治療法が数多く開発されるなか,1985年にマイクロ波による温熱療法が開発されたが,45℃までの加温であったため,非侵襲的ではあるものの治療効果に対する疑問が多数報告された。経尿道的に前立腺を45℃以上に加温することによる治療効果が高くなることから,1991年頃より,経尿道的前立腺高温度療法1)が開始され,現在までに広く普及するようになった。組織学的には,加温により前立腺内にapoptosisおよびmassive necrosisが起こる2)ことが報告されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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