文献詳細
増刊号特集 泌尿器科外来診療—私はこうしている
Ⅶ.専門外来の実際
文献概要
1 はじめに
排尿障害は,本来,泌尿器科診療の中で中心的な疾患であるはずだが,近年の各診療科内での専門化に伴い,徐々に独立した分野として扱われつつある。その一方で,泌尿器科医を称しながら排尿障害についての関心がなく,他科からの相談にも十分対応できない若い医師が増えているのも問題であろう。微力ながらこの数年間,週1回の尿失禁・排尿障害外来をやってきたので,その経験を述べ,参考に供することができれば幸いである。
排尿障害は,本来,泌尿器科診療の中で中心的な疾患であるはずだが,近年の各診療科内での専門化に伴い,徐々に独立した分野として扱われつつある。その一方で,泌尿器科医を称しながら排尿障害についての関心がなく,他科からの相談にも十分対応できない若い医師が増えているのも問題であろう。微力ながらこの数年間,週1回の尿失禁・排尿障害外来をやってきたので,その経験を述べ,参考に供することができれば幸いである。
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