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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科54巻4号

2000年03月発行

増刊号特集 泌尿器科外来診療—私はこうしている

Ⅷ.Day Surgeryの現況と実際

シャント手術

著者: 徳本直彦1 東間紘1

所属機関: 1東京女子医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.347 - P.352

文献概要

1 はじめに
 シャント(ブラッドアクセス)の作製とその維持は血液浄化療法に必要不可欠なものである。穿刺が容易で所定の血液量の得られるブラッドアクセスは,透析療法の継続に最低限必要である。1960年より橈骨動脈—橈側皮静脈をカニューレでつなぐ外シャントがQuintonとScribnerによって,1966年には内シャントがBrescia, CiminoとHurwichらによって行われるようになり,現在では広く内シャントが普及している。一方で,長期透析患者や高齢透析患者の増加によりブラッドアクセスの作製,修復が困難な症例も増加しており,このような症例に対してはグラフト移植も行われている。
 本稿では,標準的シャント(ブラッドアクセス)手術の手技ならびに注意点について概説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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