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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科54巻6号

2000年05月発行

特集 泌尿器切除標本の取り扱い方

Ⅱ.各論

生検標本の取り扱い方

著者: 内ケ崎新也1 前川傑1 古里征國1 小山茂樹2 諸井和正2

所属機関: 1杏林大学医学部病理学教室 2杏林大学医学部附属病院病理部

ページ範囲:P.429 - P.432

文献概要

 近年,泌尿生殖器系統の病変を見る機会が増加しているように思われる。特に前立腺癌に関係した病変や外陰部病変においては,統計学的にもその頻度が増加していることが報告されている。解剖学的な位置関係上,生検で得られる組織の量が限られているため,医業に携わっている者としては,患者の組織をどうすれば,正確な診断に役立てられるかということに意識を集中させる必要がある。このような観点から,常に微小な組織片を扱うことの多い生検標本の取り扱いに焦点を合わせ,本稿を記述した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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