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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科54巻6号

2000年05月発行

手術手技 基本手技・17

会陰式前立腺全摘除術

著者: 平岡保紀1 岩本和夫1

所属機関: 1日本医科大学附属多摩永山病院泌尿器科

ページ範囲:P.435 - P.440

文献概要

 限局性前立腺癌に対する前立腺全摘除術は有用な治療方法である。最近欧米においても,手術侵襲が小さく,術後の疼痛は軽く,出血量も少ないこと,神経温存手術によりpotencyが保たれるという理由から,会陰式前立腺全摘除術が普及している。今後はリンパ節転移を伴わない限局性前立腺癌の増加が予想される中で,会陰式の重要性が増加すると考えられるので,この術式について解説した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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