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手術手技 基本手技・17
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著者: 岡田謙一郎1 碓井亞2 中本貴久2 中原満3
所属機関: 1福井医科大学泌尿器科 2広島大学医学部泌尿器科 3県立広島病院泌尿器科
ページ範囲:P.441 - P.443
文献購入ページに移動しかし,近年RPP復活の兆しがみられている。最大の弱点であったlymphadenectomyが行えないことが補填されたからである。つまり,腹腔鏡によりこれが事前に低侵襲に行えるようになったことや,PSAやGleason scoreから少なくともリンパ節は無辜であろうとかなり正確に予測できるようになったことによる。前述のように,局所解剖所見が詳らかになったことも,もともと前立腺に直達できる特徴が売りものの経会陰式リバイバルの要因であろう。
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