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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科54巻6号

2000年05月発行

原著

携帯型膀胱容量測定装置(BVI 5000)の精度に関する検討

著者: 加藤祐司1 須江洋一1 藤井敬三1 沼田篤2 谷口成実2 金子茂男2 八竹直2 水永光博3 宮田昌伸4

所属機関: 1北見赤十字病院泌尿器科 2旭川医科大学泌尿器科 3富良野協会病院泌尿器科 4釧路泌尿器科

ページ範囲:P.459 - P.462

文献概要

 健常成人男性11名を対象として,携帯型膀胱容量測定装置(Bladder ScanTMBVI5000)を用いて測定値と排尿量を比較検討した。186回の計測を行った結果,測定値と排尿量の間には,有意に高い相関(y=0.691x+39.14,r=0.909)を認めた。低膀胱容量で誤差が大きく出る傾向を認めたが,臨床的に問題となるほどではなく,その有用性は高いと考えられた。今後,小児例や臨床症例での検討が必要であると考えられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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