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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科54巻7号

2000年06月発行

症例

ヘパリンナトリウム膀胱内注入療法が有効であった難治性間質性膀胱炎

著者: 柏木文蔵1 森田崇弘1 富澤秀人1 柴田康博1 深堀能立1 山中英壽1

所属機関: 1群馬大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.556 - P.557

文献概要

 症例は48歳の女性。尿失禁,残尿感,頻尿,排尿後疼痛を主訴とし,他医にて様々な治療が行われたが効果が認められず,当科を紹介された。ヘパリンナトリウム連日膀胱内注入により著明に症状は改善し,O'learyらの提唱する間質性膀胱炎シンプトムインデックスおよびプロブレムインデックスにおいても改善を認めた。退院後も治療を継続し,経過良好である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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