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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科54巻8号

2000年07月発行

症例

精巣カルチノイドの1例

著者: 今西正昭1 山本豊1 福井淳一1 門脇照雄1

所属機関: 1済生会富田林病院泌尿器科

ページ範囲:P.643 - P.645

文献概要

 症例は56歳,男性。主訴は左陰嚢内容の腫脹。左精巣腫瘍と診断し,左高位精巣摘除術を施行した。病理組織学的所見は好銀性染色のGrimelius染色で陽性を示し,Chromo-granin染色でも免疫組織学的に陽性を示してカルチノイド腫瘍と診断した。術後12か月現在でカルチノイド症候群の発現もなく転移も認めず経過観察中である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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