icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科54巻9号

2000年08月発行

症例

気腫性膀胱炎を伴った膀胱自然破裂

著者: 湯浅譲治1 山崎多佳子1 佐藤信夫1 箕輪良行2 上原敏敬3

所属機関: 1船橋市立医療センター泌尿器科 2船橋市立医療センター救命救急センター 3船橋市立医療センター病理

ページ範囲:P.719 - P.721

文献概要

 56歳,女性。主訴は腹痛。ショック症状にて当院救命センターを受診した。画像診断より,気腫性膀胱炎を伴った腹腔外膀胱自然破裂と診断した。全身管理と尿道カテーテル留置,ドレナージを行ったが,死亡した。予後良好とされている気腫性膀胱炎でも,診断が遅れると致命的であるため,早期発見,早期治療が必要である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら