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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科55巻11号

2001年10月発行

手術手技 目でみる泌尿器科手術のポイント・10

膀胱瘤の手術

著者: 米山剛一1 荒木勤1

所属機関: 1日本医科大学産婦人科

ページ範囲:P.1003 - P.1010

文献概要

 膀胱瘤の手術を要約すると,下垂した膀胱を子宮頸部および前腟壁から剥離し,膀胱を高位に固定し,膀胱腟中隔などを利用し膀胱底を形成することにある。手術手技の進め方は前腟壁の切開,膀胱の剥離および挙上,膀胱高位固定,余剰腟壁の切除,両側前腟壁の結節縫合の順序で進めている。手術終了後に膀胱内にバルーンカテーテルを留置する。膀胱を空虚にする意味合いでカテーテルは5日間留置することを原則としている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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