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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科55巻11号

2001年10月発行

病院めぐり

岸和田徳洲会病院泌尿器科

著者: 山田龍一

ページ範囲:P.1063 - P.1063

文献概要

 「城とだんじりの町」として知られる岸和田市は17世紀初めから岡部氏の城下町として発達し,明治以降は紡織工業都市として発展してきました。大正11年には大阪市,堺市についで大阪府下3番目の市として市制が施行され,現在に至っています。人口は約20万人で,毎年9月に行われるだんじり祭のときはおよそ50万人の観光客が集まります。
 さて岸和田徳洲会病院は岸和田市の北端に位置し,南海電鉄「忠岡駅」より徒歩5分のところにあります。特定医療法人徳洲会の3番目の病院として昭和52年4月に開設されました。当初は診療科目10科でスタート,徐々に規模を拡大し現在は診療科目22科,病床数322床,1日外来患者数約900人の総合病院となって,地域の基幹病院としての機能を果たしています。平成10年には厚生省(当時)の研修指定病院に指定され,毎年10人前後の研修医を迎えております。また当病院の特徴として救急医療が非常に充実していることが挙げられます。年間およそ6,000件の救急搬送があり,なかには嵌頓包茎,精索捻転といった泌尿器科の緊急手術を要する疾患も年10例程度あります。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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