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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科55巻13号

2001年12月発行

文献概要

症例

レックリングハウゼン病を合併した無症候性褐色細胞腫

著者: 内田健三1 松本真一1 石田俊光1 上谷恭一郎1

所属機関: 1東京都職員共済組合青山病院泌尿器科

ページ範囲:P.1209 - P.1211

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 症例は42歳,女性。生来café-au-lait斑が認められた。1998年10月の人間ドックの超音波検査にて,左副腎に腫瘤を認めた。高血圧の既往はなかった。CT,MRI,131I-MIBGシンチ,および内分泌検査で褐色細胞腫と診断された。左副腎腫瘍摘出術を施行した。病理組織学診断では褐色細胞腫であった。レックリングハウゼン病と褐色細胞腫の合併例は35例の報告があるが,無症候性褐色細胞腫の場合は3例であると思われる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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