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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科55巻3号

2001年03月発行

症例

陰嚢内類表皮嚢胞の1例

著者: 二宮郁1 大森正志1 平石攻治1

所属機関: 1高松市民病院泌尿器科

ページ範囲:P.253 - P.255

文献概要

 患者は53歳,男性。高校生の頃より右陰嚢内の無痛性腫大に気づいていたが,放置していた。最近数か月で急速に増大したため当科を受診した。右側陰嚢は手拳大に腫大し,触診にて精巣,精巣上体を明瞭に区別できた。術前陰嚢部エコー,CT検査を施行し,陰嚢内良性嚢胞性腫瘍を疑い,腫瘍単純摘除術を施行した。術後4か月を経過した現在,経過は良好で,再発は認めていない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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