icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科55巻3号

2001年03月発行

症例

早期に排尿状態の改善がみられたヒンマン症候群

著者: 橘田岳也1 片野英典1 森田肇1

所属機関: 1美唄労災病院泌尿器科

ページ範囲:P.265 - P.268

文献概要

 症例は7歳,女児。下腹部膨満にて受診,導尿にて700mlの尿が得られた。繰り返す尿閉のため入院となったが,明らかな神経学的疾患,器質的排尿障害はみられず,ヒンマン症候群と診断された。精神科医との連携と間欠導尿法による排尿管理により,以後,排尿状態は改善し外来通院可能となった。本疾患は精神科との連携や医療従事者の理解が重要な疾患の1つであると考えられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら