文献詳細
増刊号特集 泌尿器科手術における合併症管理のすべて
Ⅱ.術式別にみた術中・術後合併症の管理 C.体外衝撃波砕石術
文献概要
1 はじめに
ESWLは非侵襲的な手術法とされ,重篤な合併症が生ずる可能性は比較的低く,安全である。また,合併症の発生頻度は尿管鏡と異なり,医師の腕による差がないともいわれている。しかし頻度が低いがゆえに,思わぬ合併症に遭遇したとき,合併症を見落としたり対処を誤る可能性がある。ESWLを施行する医師は,起こりうるすべての合併症を念頭に入れて治療に当たるべきである。
本稿では,起こりうる合併症を挙げ,その注意点,処置法を述べる。
ESWLは非侵襲的な手術法とされ,重篤な合併症が生ずる可能性は比較的低く,安全である。また,合併症の発生頻度は尿管鏡と異なり,医師の腕による差がないともいわれている。しかし頻度が低いがゆえに,思わぬ合併症に遭遇したとき,合併症を見落としたり対処を誤る可能性がある。ESWLを施行する医師は,起こりうるすべての合併症を念頭に入れて治療に当たるべきである。
本稿では,起こりうる合併症を挙げ,その注意点,処置法を述べる。
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