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増刊号特集 泌尿器科手術における合併症管理のすべて
Ⅱ.術式別にみた術中・術後合併症の管理 D.開腹的手術 5.膀胱の手術
文献概要
1 はじめに
膀胱部分切除は,基本的には比較的合併症の少ない術式とみなすことができる。ただし,切除範囲が広範囲になったり,尿管膀胱新吻合が必要になったりする場合,また大腸癌の膀胱浸潤の際や放射線照射後の手術の場合は,合併症の頻度は高くなると考えるべきである。合併症は発生しないように万全の策を講じるのが手術の基本的原則であるが,膀胱部分切除においても然りである。
膀胱部分切除は,基本的には比較的合併症の少ない術式とみなすことができる。ただし,切除範囲が広範囲になったり,尿管膀胱新吻合が必要になったりする場合,また大腸癌の膀胱浸潤の際や放射線照射後の手術の場合は,合併症の頻度は高くなると考えるべきである。合併症は発生しないように万全の策を講じるのが手術の基本的原則であるが,膀胱部分切除においても然りである。
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