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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科55巻5号

2001年04月発行

症例

両側大腿筋膜張筋皮弁・遊離植皮を用いて皮膚欠損部を再建したフルニエ壊疽

著者: 高沢亮治13 野呂彰1 泉谷敏文1 大野玲奈1 大和田文雄1 代田雅彦2

所属機関: 1大宮赤十字病院泌尿器科 2大宮赤十字病院整形外科 3現 都立大塚病院泌尿器科

ページ範囲:P.355 - P.357

文献概要

 症例は70歳,男性。主訴は発熱と陰嚢部腫脹・疼痛。フルニエ壊疽による敗血症性ショックを起こしていた。厳重な全身管理と抗生剤投与,抗DIC(播種性血管内凝固症候群)療法およびデブリドマンを施行した。引き続き抗生剤投与と頻回の創洗浄を継続し,約3か月を経て創感染の消退を得た。広汎な皮膚欠損創を両側大腿筋膜張筋皮弁と遊離植皮を用いて再建した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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