icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科55巻5号

2001年04月発行

症例

後腹膜腔鏡下腫瘍核出術を施行した腎血管筋脂肪腫

著者: 橋本邦宏1 矢野明1 大口泰助1 溝口裕昭1

所属機関: 1中津第一病院泌尿器科

ページ範囲:P.369 - P.372

文献概要

 症例は53歳,女性。主訴は右側腹部痛。31×26mmの腎血管筋脂肪腫に対してマイクロ波組織凝固装置を用いた後腹膜腔鏡下腫瘍核出術を施行した。術後尿溢流などの合併症はなく,経過良好である。後腹膜鏡下手術においては,腎杯との距離が十分にある突出型の腎血管筋脂肪腫であれば安全かつ容易に核出術が可能であると考えられた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら