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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科55巻8号

2001年07月発行

症例

内視鏡操作のみで完全破砕できた巨大膀胱結石

著者: 村上純一1 松下知彦1 山越昌成1 小幡知行2

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学東横病院泌尿器科 2世田谷下田総合病院外科

ページ範囲:P.648 - P.649

文献概要

 症例は88歳,女性。無症候性肉眼的血尿を主訴に受診した。初診時KUB上65×60×60mmの結石が尿道に嵌頓していた。金属ブジーを用いても結石は動かず,膀胱瘻を造設した。経過観察中に結石は尿道から膀胱へ移動した。粘膜麻酔下に内視鏡的膀胱結石破砕術を施行。経尿道的および経膀胱瘻的内視鏡下にリソクラスト®を用い破砕し摘出した。手術時間は2時間10分であった。リソクラスト®を用いた砕石術の報告では本症例は最大のものである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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