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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科55巻8号

2001年07月発行

文献概要

症例

孤立性対側副腎転移を伴った右腎細胞癌

著者: 末富崇弘1 小川俊治1 古屋徹1 梶原隆広1 金子昌司1 石井泰憲1

所属機関: 1埼玉社会保険病院泌尿器科

ページ範囲:P.659 - P.661

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 45歳,男性。血尿を主訴に当科を初診し,腹部CTにて右腎に65×77mmおよび左副腎に35mmの腫瘍を認めた。静脈サンプリングでは副腎ホルモンの過剰放出は認めず,画像上他部位への転移を認めなかった。孤立性対側副腎転移を伴った右腎腫瘍の診断で,手術を施行した。病理結果は右腎細胞癌および左副腎転移であり,追加療法としてインターフェロンを投与中であるが,術後14か月の現在再発,転移を認めていない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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