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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科55巻9号

2001年08月発行

文献概要

手術手技 目でみる泌尿器科手術のポイント・8

浸潤性膀胱癌に対する膀胱温存療法におけるTURBT

著者: 住吉義光1

所属機関: 1国立病院四国がんセンター泌尿器科

ページ範囲:P.727 - P.731

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 浸潤性膀胱癌に対し膀胱温存療法を施行する際,visible tumorを完全に切除するcomplete TURBTを行う。切除範囲は腫瘍より2バイト位までとし,深さは筋層より膀胱周囲脂肪組織までで,脂肪が膀胱内に突出するまで切除する。最深部ではpT3aが診断可能となるようにcold cup biopsyを行う。膀胱頸部,前立腺部尿道,尿管口部位でも同様に切除する。術後のカテーテル留置期間は5〜7日間とする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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