文献詳細
小さな工夫
文献概要
腎上極の比較的大きい腫瘍に対し腎摘除術を行う場合,腎上極の処理が困難なことがある。先に腹腔鏡下に肝を授動し開腹時に良好な視野を得ることができたので,その術式を紹介する。
症例は62歳男性。内科CTにて右腎上極に径7.5×5.0cmの腫瘍を認め当科に紹介された。肺転移も認めたが,原発巣の摘除後インターフェロン療法を行うこととし,2000年5月29日,右腎摘除術を行った。
症例は62歳男性。内科CTにて右腎上極に径7.5×5.0cmの腫瘍を認め当科に紹介された。肺転移も認めたが,原発巣の摘除後インターフェロン療法を行うこととし,2000年5月29日,右腎摘除術を行った。
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