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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科56巻1号

2002年01月発行

手術手技 目でみる泌尿器科手術のポイント・13

腎盂形成術(小児例)

著者: 山崎雄一郎1

所属機関: 1東京女子医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.15 - P.23

文献概要

 乳幼児の腎盂尿管移行部狭窄症に対する腎盂形成術を示した。術前に逆行性腎盂造影を行って狭窄部の形態を確認した後,前方アプローチで腎盂尿管移行部を剥離する。乳幼児では一般に高度な腎盂拡張を呈しているが余剰腎盂壁を大きく切除する必要はなく,狭窄部を中心としたキャップ状切除で十分なことが多い。形成のポイントは必ず吻合部が漏斗状になるようにデザインすることと,尿管の栄養血管を温存することである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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