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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科56巻1号

2002年01月発行

セミナー 泌尿器科医に必要な新しい医療材料の知識・1

合成吸収性癒着防止材

著者: 貞廣荘太郎1 鈴木俊之1 石川健二1 田中洋一1 増田貴久1 向山小百合1 安田聖栄1 田島知郎1 幕内博康1

所属機関: 1東海大学医学部消化器外科

ページ範囲:P.45 - P.49

文献概要

 開腹手術後の癒着はイレウス,慢性の腹痛,不妊の原因となることがあり,再手術の際には手術操作を困難にする。手術後の癒着を軽減する目的で開発された合成吸収性癒着防止材にはセプラフィルム®とインターシード®があり,いずれも生体内で分解され吸収される。保険診療下で使用可能であり,セプラフィルム®は主として開腹手術の閉腹時に腹壁直下に留置され,インターシード®は主として手術操作を加えた産婦人科臓器表面に使用されている。これらの使用方法,臨床成績を述べた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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