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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科56巻12号

2002年11月発行

特集 私の行っている縫合と吻合の手技・2

ストーマ形成

著者: 加藤晴朗1 井川靖彦1

所属機関: 1信州大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.1021 - P.1024

文献概要

 特別な方法ではないが,当施設で行っているストーマ形成について,その手技について述べる。尿管皮膚瘻は単腎症例に対して,ループ尿管皮膚瘻を施行し,チューブレスを試みている。また最近は,仮に狭窄になってもダブルJステントなどのカテーテルの留置をしながら,集尿具を貼ることができるので,予後不良例には積極的に試みてもよい方法である。回腸導管のストーマ形成,および禁制尿路変向の臍ストーマは,その成否が尿路変向後の生活の質に大きく影響するので,回腸導管における陥没ストーマや傍ストーマヘルニアの予防や,臍ストーマでは狭窄の予防が重要である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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