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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科56巻12号

2002年11月発行

特集 私の行っている縫合と吻合の手技・2

パウチ形成—Indiana pouch造設における工夫

著者: 島居徹1 内田克紀2 武島仁3 赤座英之1

所属機関: 1筑波大学臨床医学系泌尿器科 2国際医療福祉大学泌尿器科 3龍ヶ崎済生会病院泌尿器科

ページ範囲:P.1029 - P.1033

文献概要

 Continent urinary reservoirとしては1990年から1997年までの間に21例のIndianapouch造設を施行したので,その経験に基づいて吻合と縫合の手技について解説する。使用する腸管は回腸終末部より,上行結腸までを用い,回腸パッチによるパウチ形成を行うが,原法に比較し,回腸壁を長く用い,球形に近いパウチを作成するようデザインする点が異なる。輸出脚は器械縫合を応用し,その長さは原法に比べればはるかに短くなっている。また尿管吻合はLeadbetter法により行い,安全のためスプリントカテーテルを留置している。これらの手技の流れと要点を解説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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