icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科56巻12号

2002年11月発行

手術手技 目でみる泌尿器科手術のポイント・23

腹腔鏡下副腎摘除術

著者: 川喜田睦司1

所属機関: 1神戸市立中央市民病院泌尿器科

ページ範囲:P.1047 - P.1057

文献概要

 副腎への到達法は種々あるが,経腹膜的到達法のなかで右は前方到達法,左は側方到達法をとりあげる。右側の場合,左半側臥位とし4本のトロカーを使用する。肝を挙上し下大静脈外側を露出する。副腎内側を剥離,中心静脈をクリッピング,切断する。左側では,右正側臥位とし3本のトロカーを使用する。下行結腸の外側で後腹膜を切開し融合筋膜の間を剥離する。脾,膵を脱転して左腎静脈を露出し中心静脈をクリッピング,切断する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら