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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科56巻12号

2002年11月発行

手術手技 目でみる泌尿器科手術のポイント・23

腹腔鏡下副腎摘除術

著者: 鈴木和雄1

所属機関: 1浜松医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.1059 - P.1068

文献概要

 腹腔鏡下副腎摘除術の手術手技について述べた。経腹腔到達法は体位を側臥位とし,腹腔内臓器を下方に受動し大きな視野を得る必要があり,腹膜外到達法の場合は後腎傍腔を拡張した後,円錐外側筋膜と腎筋膜を大きく切開し広い操作腔を作成する必要がある。いずれの場合も副腎の剥離は副腎周囲から開始する。横隔膜,腹横筋,腰方形筋,大腰筋を剥離面の指標とし,副腎を周囲組織と一塊に剥離することがポイントである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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