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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科56巻12号

2002年11月発行

症例

経尿道的前立腺切除術後に発生した前部尿道ポリープ

著者: 悦永徹1 小野芳啓1 黒川公平1 深堀能立1 鈴木和浩1 山中英壽1

所属機関: 1群馬大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.1089 - P.1091

文献概要

 症例は72歳,男性。2000年8月に前立腺肥大症による排尿障害に対して経尿道的前立腺切除術を施行した。この時には尿道内に隆起性病変を認めなかつた。約12か月後より尿勢の細小化を訴え,精査にて前部尿道狭窄と診断した。内視鏡的尿道切開術を施行した際に切開部奥の前部尿道4時方向に0.7×0.3cmの表面平滑な有茎性ポリープを認めたため基部より摘除した。病理組織学的には移行上皮で覆われた線維性ポリープであつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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